【令和5年2月】
主力商品は本当に儲かっているのか?
~商品ごとに限界利益率を見る~
最近の原材料費・仕入れ価格の上昇が経営に影響を及ぼしています。変動損益計算書を活用して黒字化にする方策を考えてみましょう。
売上が大きい主力商品は、本当に“主力”なのか?必ずしも限界利益率の髙い儲かる商品とは限りません。限界利益率の高い商品にシフトし利益の拡大も考慮しましょう。
変動損益計算書を活用することで、どの商品の売上から伸ばすべきなのかなどの判断ができるというメリットがあります。
ここが知りたいインボイス③
仕入税額控除にはインボイスが必要!
令和5年10月からインボイス精度が始まると、消費税の仕入税額控除の適用を受けるためには、原則として、一定の事項が記載された帳簿と売手から受け取ったインボイス(適格請求書)の保存が必要になります(本稿は令和4年12月13日現在)
仕入先が適格請求書発行事業者であるかどうかの有無、インボイスの様式や受取方法(電子か紙)についての確認などが必要です。
公共交通機関の運賃や自動販売機での購入のように、売手からインボイスを受け取ることが困難な取引については、一定の条件のもと帳簿のみの保存で仕入税額控除が認められる場合があります。
こんな収入や支出は確定申告が必要です!
確定申告に向けて、申告が必要な収入や支出を確認しましょう。補助金や協力金などの申告漏れに注意しましょう。給与所得者も、副業など一定の収入がある場合には申告が必要です。
収入に計上する補助金など
- 緊急事態措置・まん円防止等重点措置に伴う月次支援金
- 小規模事業者持続化補助金
- 事業復活支援金
- 事業再構築補助金
- 雇用調整助成金
- IT導入補助金
- ものづくり補助金
- 感染拡大防止協力金
- 全国旅行支援(県民割なども同様)・イベント割などに伴う給付金 など