【令和4年3月】
インボイス制度の素朴な疑問⑤
経理業務への影響と今、知っておくべき注意点は?
インボイス制度の実施に向けて、経理業務においては、請求書の仕様変更、販売管理システムの設定変更、経費精算ルールの見直しなどの事前準備が必要です。
また実施後はインボイスの記載内容の確認、消費税額の計算方法などいくつかの注意点があり、経費精算のルールを見直す必要もあります。受領したインボイスの記載項目を確認し、10%と8%の税率、免税事業者等からの仕入を分けて入力する等の必要があります。全従業員への周知徹底が必要です。
どうする!? この売掛金 ~売掛金管理編~
売上の回収までが営業の基本!売掛金の回収には、日頃の管理が大切です。
売掛金の回収を怠ると、資金繰りに支障をきたし、経営に影響を及ぼす恐れもあります。未回収が発生した場合、原因の確認・分析を行います。自社のミスによって回収が送れている場合は、顧客への早急な対応や再発防止策を取るなど、信用回復に努めましょう。
取引先のミスによる場合や、取引先が支払いできない状況にあるときなど、回収を長期化させないためにも、日頃からのコミュニケーションが大切です。
令和4年度から 成年年齢、年金、育休が変わります
~事業や暮らしにどう影響する!?~
○4月から成年年齢を18歳に引き下げ
○在職老齢年金の見直し
○パート等への社会保険の適用拡大
○介護・育児休業法の改正
があり、契約や税務、従業員の働き方に影響する改正が行われます。新たに対象に貼る人への事前の周知や今後の働き方について、ここの従業員の希望を確認し、会社としてすべき事項を検討しておく必要があります