竹川会計事務所通信【令和4年5月】

【令和4年5月】

ますます重要となる適時・正確な記帳

令和4年度税制改正では「仕訳帳」や「現金出納帳」等の帳簿に関する罰則等の教科が行われました。適時。正確に記帳された帳簿の重要性が増しています。会計帳簿の本質的な大きく2つの役割があります。ひとつは、「経営者への自己報告機能」もうひとつが「証拠力の確保」です。自己報告機能とは、財産や借入の現況、売上や利益、資金繰りといった経営成績がわかることです。経営者の正しい経営判断のためにも、日々の記帳によって、常に最新の状況を把握できる必要があります。

将来を見据え“種まき”をしよう!

コロナ禍によって人々の行動パターンや消費行動、認識は大きく変化しました。新型コロナが収束しても以前の状態に戻ることは無いでしょう。しそのような環境の中でも企業は経営環境の変化に適合していかなければなりません。将来なりたい会社像を描き、実現するための戦略を考えてみましょう。商圏、事業、顧客、商品・サービスの機能、品質、価格、納期、販売方法・ルート、設備・施設など「やるべきことシート」に落とし込み、検討しましょう。

社会保険の適用拡大と年金制度の見直し

令和4年度は、パートタイマー等への社会保険の適用拡大、在職しながら年金を受給する人についての年金受給の見直しなどが行われます。それぞれの働き方を考える切っ掛けにもなります。

  • 現在、従業員500人超の企業では、月額賃金が8万8千円以上(年収約106万円)など一定の条件を満たすパートタイマー等は社会保険への加入義務がありますが、対象となる従業員数が、本年10月から100人超に、令和6年10月から50人超にまで引き下げられます。
  • 特別支給の老齢厚生年金の支給停止基準が、報酬と年金の月額合計28万円超から47万円超に緩和されます。
  • 65歳以降も厚生年金に加入しながら働く人について、働いた分の年金額への反映を毎年(年1回、10月分から)行う在職定時改定制度が導入されます。
  • 年金の受給開始年齢は、従来70歳までの繰り下げが可能でしたが、4月から75歳まで可能になりました。

 

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