【令和2年12月】
年末調整は「申告書様式の変更」に注意―電子化への準備を進めよう―
令和2年分の年末調整では、「基礎控除申請書」「所得金額調整控除申請書」が税制改正伴い新設されました。「配偶者控除等申請書」と様式が兼用となった「基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」になります。
新しい申告書は、記入すべき申告書がそれぞれ異なります。年々、年末調整の手続きが煩雑化しています。記入漏れや、記入ミスが起こりやすいので、早めに対応を行うと良いでしょう。
新型コロナウイルスに関する給付金や特例措置のタイムリミットを確認しよう
〇雇用調整助成金の特例(緊急対応期間)の適用期間……令和2年12月31日まで
〇家賃支援給付金・持続化給付金の申請期限………………令和3年1月15日まで
〇令和3年分固定資産税の減免措置の申請期限……………令和3年1月31日まで
〇納税猶予の特例…………令和3年2月1日までに納期限が到来する国税等が対象
業務を1時間短縮できないか?―効率化へのヒントを探そう―
新型コロナの影響によって、業務上の無駄や無理、非効率な面が浮き彫りになりました。このような点を改善点として捉えることができます。
業務の内容や営業方法を変える、従業員の働き方改革、固定費や変動費の削減を図ることに繋がります。売上に目を向けるだけでなく「質」を高めることを意識すると良いでしょう。